心臓病

先週くらいからちび太が毎日咳をし始めたので火曜日に病院へ行ってきました。

 

昔から数ヶ月に1度咳き込むことはありましたが

今回は毎日、しかも1日に2度していることもあったので急遽休みを取って行きました。

 

2か月前、トイレをシステムトイレからベントナイトに変えて

トイレでコロコロするのが大好きなちび太くんが粉塵を吸い込んだかな?などと考えておりましたが

 

砂を取り変えた日や継ぎ足した日以外でも咳をするようになり

段々長く、苦しそうになっていくのが普通ではない様子でした。

 

火曜は家に1人だったため、なんとかちび太くんをリュックキャリーに詰め込み歩いて近くの動物病院へ。

 空いていてすぐに呼ばれました。

 

・数日前から咳が増えたこと

・特に水を飲んだ後や興奮したあとに起きている

・早朝にもしている

・猫砂を2か月前にベントナイトに変えた

 

このような事を伝えたと思います。

 

猫はあまり咳をしない動物だと知っていたので、喘息か気管支になにかあるのかと思っていました。

問診を行いながら体重測定と心雑音のチェック。 体重は変わらず5.1キロ、心雑音も特に聞こえず。

 

獣医さんは、

咳が出るなら肺か心臓から来ています。レントゲンとエコーで見ていきましょう。

との事。

 

まずはちび太を引渡し、レントゲンを撮りました。

 

レントゲン撮影から帰ってきて

心臓が大きそうです、と告げられ

続いてエコー検査へ。

 

数か所エコーで診てから

気になるところをピックアップして

レントゲン写真と併せて見せてもらいました。

 

まずはレントゲン検査から

 

上からと横からのレントゲン写真を見ながら

心臓が少し大きく見えるという説明をされました。

大きくなっているかどうかは背骨の大きさと比較して

心臓の縦と横の大きさを足したものが

背骨6〜7個分位までが正常な大きさだそうです。

ちび太はこれが8個分ほど。

少し大きくなっているということです。

 

次にエコー検査

 

横からの画像で、左心房が少し大きくなっている様子が見れました。

また、左心房⇒左心室の血液の流れにノイズが発生していて

これが見える時は逆流しているそうです。

通常左心房と左心室の間には弁があるため逆流を防いでくれていますが

逆流してしまって血液が滞留し、大きくなってしまっているようです。

 

エコー検査結果では更に心臓の収縮率などを見ていきましたが、

全てが基準値以上。

段々と絶望感に襲われ、きちんとした数字を覚えていないです。

これは後悔ポイントなので、次回行く時に再度聞いてみようと思います。

 

画像診断の結果は、心筋症ではないかということになりました。

心筋症は治らない病気で、対症療法で進行を遅らせながら付き合っていくしかないです。

心筋症のいちばん怖い所は、心臓で停滞した血液が血栓になってしまい、

それが身体へと送られどこかで詰まって突然死してしまう場合があることです。

 

実際に猫の突然死の原因のトップは心筋症によるもので、

それまで何も症状として出てこなかったため飼い主も気付かず

ある日突然歩けなくなりそのまま死んでしまう…

というケースも多く、

そういった場合は心筋症かも分からないまま「なんだかわからないけど突然死してしまった」となっているそうです。

 

とにかく血栓ができてしまうと非常に危険なため、

血栓防止剤を飲むことになりました。

 

また、症状として出ていた咳は

大きくなった左心房の上を通っている器官が圧迫され、

咳となって現れているのではないか、との事でした。

これには利尿剤を使用して血液の量を減らし、

血液の滞留を解消するのを目指します。

 

最後にこの利尿剤を使用するにあたり、腎臓機能が低下していないかを調べました。

色々検査をしてお疲れの頃に採血だったため、 怒りまくり血管は収縮し僅かにしか血は取れませんでしたが、

なんとか腎臓機能のチェックと心筋の機能を調べるバイオマーカーチェックを行ってもらいました。

 

結果、腎臓の機能は特に問題なし。

心筋症のバイオマーカーも以上がないという結果に。

とりあえず1週間薬を飲み、咳が治まるかを見ることになりました。

鼻が良くてちゅ〜るに混ぜても薬を飲んでくれないちび太くん… 毎日の投薬が不安です。

病院からはロイヤルカナンが出している「ピルアシスト」という薬を包むお肉?のようなものをいただきました。

これに包んで頑張って飲んでもらいます。

 

まずは1週間、頑張ろう。